看護師の転職活動で、書類選考や面接で必ず聞かれる自己PR。限られた時間の中で自分を知ってもらうために大切ですが、まとめることに苦労されることが多いです。今回は自己PR文の書き方について、例文を交えてご紹介します。
- そもそも看護師採用で求められる自己PRの目的
- 看護師の自己PRの書き方
- 自分の強みってどうやって考えるの?
- 看護師の履歴書・職務経歴書における自己PRの基本
- 看護師の自己PRを書くときの注意点
- 履歴書・職務経歴書での自己PRの基本的な構成とコツ
- 自己PRの注意点とよくある失敗例
- 面接での自己PRのポイント
- 自己PR例の紹介
- (応用編)自己PR例の紹介
- なぜ看護師を志したのですか? に対する自己PR例①
- なぜ看護師を志したのですか? に対する自己PR例②
- どのような看護師になりたいですか? に対する自己PR例①
- どのような看護師になりたいですか? に対する自己PR例②
- あなたの看護観を教えてください に対する自己PR例①
- あなたの看護観を教えてください に対する自己PR例②
- 学生時代に打ち込んだことは?〜学内での活動の場合 に対する自己PR例①
- 学生時代に打ち込んだことは?〜学内での活動の場合 に対する自己PR例②
- 学生時代に打ち込んだことは?〜学外での活動の場合 に対する自己PR例①
- 学生時代に打ち込んだことは?〜学外での活動の場合 に対する自己PR例②
- 学生時代の思い出は何ですか? に対する自己PR例①
- 学生時代の思い出は何ですか? に対する自己PR例②
- あなたの長所と短所を教えてください に対する自己PR例①
- あなたの長所と短所を教えてください に対する自己PR例②
- アルバイトの経験を教えてください に対する自己PR例①
- アルバイトの経験を教えてください に対する自己PR例②
- あなたの趣味は何ですか? に対する自己PR例①
- あなたの趣味は何ですか? に対する自己PR例②
- あなたの夢は何ですか? に対する自己PR例①
- あなたの夢は何ですか? に対する自己PR例②
- 友人の中でのあなたの立ち位置を教えてください に対する自己PR例①
- 友人の中でのあなたの立ち位置を教えてください に対する自己PR例②
- あなたは周りからどのような人だと思われていますか? に対する自己PR例①
- あなたは周りからどのような人だと思われていますか? に対する自己PR例②
- これまでに体験した失敗を教えてください に対する自己PR例①
- これまでに体験した失敗を教えてください に対する自己PR例②
- 友人と意見がぶつかったらあなたはどうしますか? に対する自己PR例①
- 友人と意見がぶつかったらあなたはどうしますか? に対する自己PR例②
- 困ったときに相談できる人はいますか? に対する自己PR例①
- 困ったときに相談できる人はいますか? に対する自己PR例②
- まとめ
そもそも看護師採用で求められる自己PRの目的
自己PRは、就職・転職活動で、自分自身をアピールするために行います。強み/スキル/経験/やる気/貢献できることなどを伝え、志望先に自分を採用する価値を感じてもらうことが目的です。自己PRを求められるシーンは複数回あり、履歴書・職務経歴書のほか、面接でも聞かれることが多いので、準備しておきましょう。
看護師の自己PRの書き方
自己PRについて、次の3ステップで書くと、まとまりやすいです。
- 強みを書く
- 具体的なエピソードを書く
- この強みが仕事にどう活きるのかを書く
ステップ1.強みを書く
自己PRの冒頭は、まず自己PRの結論であるアピールしたい自分の強みを書きます。「経験」や「性格」などを考えてみてください!
ステップ2.具体的なエピソードを書く
この強みを、過去にどんな風に発揮したことがあるのかを書くパートです。このとき、強みを活かすことで、どのようにその出来事に貢献できたのかを書くように気をつけてください!
ステップ3.今回の仕事にどう活きるのかを書く
最後に、これから転職を希望する職場でこの強みを活かして、どのように貢献できるのかを書きましょう。意志を込めて、自信を持って書いてください!
自分の強みってどうやって考えるの?
受験者の中には、医療機関が求める理想的な人物像に当てはめて無理やり自己PRを考える人がいます。しかしそれは、どんなに魅力的でも面接官には見抜かれてしまいます。面接官が自己PRで一番知りたいのは、受験者のものの見方や考え方、自己理解力です。自己分析をしっかりして、これまで学んできたことや経験を振り返り、自分がどんな人間であるかを考えることが、自己PRをするための第一歩です。
自己分析をする
「看護師として働きたい」という強い気持ちをアピールするには、自分がどんな人言であるかを考える自己分析が必要です。自己分析で追求したいのは、「自分の価値観」と「自分の強み」です。
- 自分の価値観:自分がこれまで、どんな考え方で生きてきたのか
- 自分の強み:自分がどんなことを得意としているのか
これらを見つけるために、次の2つのステップで自己分析を進めてみましょう。
これまでの経験を振り返って「自分の価値観」と「自分の強み」を見つけよう
過去の自分の行動や気持ちを振り返ってみると、共通する考え方や得意なことがあるはずです。下のような質問を自分に問いかけ、その答えと理由を考えてみましょう。その中で多く共通する考え方・得意なことがあれば、それがあなたの「自分の価値観」と「自分の強み」になります。
自分に対しての質問
- 得意科目はなに?
- クラブ活動はなにをしていた?
- 趣味はなに?
- 友達とはどんなことをして遊んできた?
- どうして看護師になろうと思った?
- 看護学校で一番印象に残っていることはなに?
「自分の価値観」「自分の強み」と応募先が求めるものとの共通点をみつけよう
上記のステップで見つけた「自分の価値観」「自分の強み」と、応募先が求めているもので共通点を探すことで、アピールポイントが見つかります。たとえば、小児医療に強い医療機関には「子どもの世話をするのが得意」のような「自分の強み」がアピールポイントになります。
共通点を見つけるキーワード
- 向上心
- 積極性
- リーダーシップ
- ストレス耐性
- 素直さ
- 誰とでも仲良くなれる
- コミュニケーション能力
- 専門知識
- 気遣い
- チャレンジ精神
- 継続力
「応募先の求める仕事や人物像に当てはまるもの」「応募先の職場で特に活かせるもの」を伝えないと、相手が求めていない自己PRをしてしまう可能性があります。病院や看護部のホームページを確認し、理念・方針・施設の特徴などをしっかりと調べましょう。
自分なりに調べて考えた自己PRが、相手の求めているものになっているかの確認は、エージェントなどに見せてアドバイスをもらうことがやはり効果的です。
細いバージョン★看護師の履歴書・職務経歴書における自己PRの基本
履歴書や職務経歴書における自己PRは、採用担当者が応募者の強みや適性を判断する重要な要素です。特に看護師の場合、専門的なスキルや人間性、患者さんとの関わり方が重視されるため、適切にアピールすることが求められます。ここでは、自己PRを効果的に書くための基本を解説します。
自己PRは「結論・エピソード・締め」の3段構成で書く
自己PRを効果的に伝えるためには、「結論→エピソード→締め」の3段構成が基本です。この流れに沿って記載することで、簡潔で伝わりやすい文章になります。
1. 冒頭で結論を一言で述べる
自己PRの冒頭では、まず自分の強みを簡潔に述べましょう。例えば、「私は患者さんに寄り添う姿勢を大切にし、安心感を与える看護を心がけています」といった形で、自分が最もアピールしたい特長を端的に伝えます。
2. 簡潔にエピソードを述べる
次に、自分の強みを裏付ける具体的なエピソードを述べます。例えば、「以前、重症患者さんのケアを担当した際、不安を抱えていた患者さんに寄り添い、こまめな声かけや傾聴を行った結果、徐々に笑顔が増え、信頼関係を築くことができました」といった形で、実際の経験を交えて説明しましょう。
3. 志望先の病院でも活かせる強みを伝えて締める
最後に、その強みを志望先の病院でどのように活かせるかを伝えます。例えば、「この経験を活かし、貴院でも患者さんに安心を与えられる看護を実践したいと考えています」と締めることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。
志望先の病院の理念・方針・特徴を調べて自己PRに反映する
効果的な自己PRを書くためには、志望する病院の理念や方針を理解し、それに合わせたアピールをすることが重要です。例えば、地域密着型の病院であれば、「患者さんやその家族とのコミュニケーションを大切にしている」といった点を強調するのが効果的です。
病院の公式サイトや求人情報、口コミなどを参考にしながら、「病院が求める看護師像」に合った自己PRを作成しましょう。
自己PR欄は最低でも8割を埋めるべき理由
履歴書の自己PR欄は、できるだけ空白を少なくし、最低でも8割は埋めるようにしましょう。空欄が多いと、「自己アピールが不足している」「やる気がない」と判断される可能性があるため、できるだけ具体的に記載することが大切です。
ただし、無理に文字数を増やすのではなく、簡潔かつ分かりやすい表現を意識しましょう。文字数の目安としては、200~300文字程度が理想的です。
看護師の自己PRを書くときの注意点
ここでは、逆にこんな自己PRをしてはいけないというものを念のため記載します。
志望動機とはちがうことを理解する
自己PRは、自分がその職場で「どのように貢献できるのか」をアピールするものです。「なぜ働きたいのか」を伝える志望動機とはちがいますので、注意しましょう。
職務経歴を羅列したものにしない
職務経歴は職務経歴書を読めば分かりますので、その経歴から、「どのように貢献できる」と考えているのかを伝えましょう。
自己PRの欄を埋める
自己PR欄の8割以上は埋めましょう。8割以上埋まっていないと、アピールすることがあまりない人、やる気がない人と判断されます。
【参考記事】看護師の転職サイト活用方法 | 転職を考え始めたらまずやるべきこと、おすすめサイト
履歴書・職務経歴書での自己PRの基本的な構成とコツ
看護師の採用において、履歴書や職務経歴書は第一印象を形成する重要なツールです。その中でも、自己PR欄は採用担当者に自分の強みや意欲を伝える絶好のチャンスです。ここでは、自己PRを効果的に構成するための基本とコツを紹介します。
志望先の病院の理念や方針に合わせた自己PRの作り方
応募先の病院や施設が掲げる理念や方針を事前にリサーチし、それに沿った内容を自己PRに盛り込むことが大切です。たとえば、患者さん中心のケアを重視している病院であれば、「患者さん一人ひとりに寄り添い、信頼関係を築く力」を強調すると良いでしょう。また、病院の公式サイトや採用ページに掲載されているキーワードを活用することで、応募先に合わせた内容を作成することができます。
結論・エピソード・締めの3段構成で作る方法
効果的な自己PRを作成するには、「結論→エピソード→締め」の3段構成を意識しましょう。
結論では、自分の強みや実績を簡潔に述べます。次にエピソードとして、その強みを裏付ける具体的な経験や出来事を説明します。最後に締めで、自分がその強みを活かして志望先にどのように貢献できるかを述べましょう。この構成は読み手にとって分かりやすく、印象に残りやすい自己PRを作成するのに最適です。
自己PR欄を埋めるための具体的なアイデア
「自己PRに書く内容が思い浮かばない」という場合は、以下の視点で自分の経験やスキルを洗い出してみてください:
- 前職でのチームワークやリーダーシップの実績
- 看護学校での学びやボランティア経験
- 個別の患者さんに対するケアでの成功例
これらをベースに、自分の強みを引き出していくことができます。
自己PRの注意点とよくある失敗例
自己PRを書く際には注意すべき点がいくつかあります。ここでは、自己PRで陥りやすい失敗とその回避策を具体的に解説します。
使ってはいけない表現やフレーズ例
自己PRにおいて避けるべき表現としては、以下のようなものがあります:
- 「私は完璧な看護師です」などの極端な表現
- 「特に目立った実績はありませんが」などの消極的な表現
また、曖昧な言葉を使わず、「患者さんのニーズに即したケアを提供する能力」など具体的なスキルを記載するよう心がけましょう。
自己PRに盛り込むべき強みの例一覧
自己PRに含めるべき具体的な強みの例は以下の通りです:
- 患者さんへのコミュニケーション能力
- チーム医療における協調性と柔軟性
- 状況判断力や問題解決力
これらを組み合わせてアピールすることで、採用担当者により魅力的な印象を与えることができます。
面接での自己PRのポイント
面接では、自己PRを採用担当者に直接伝えるため、緊張せずに自分の言葉で伝えることが重要です。以下にポイントをまとめます。
例文:未経験からの転職者向け自己PR
「前職では接客業に従事しており、お客様とのコミュニケーションを通じてニーズを的確に把握するスキルを培いました。これを活かし、患者さん一人ひとりに寄り添ったケアを提供したいと考えています。」
看護師未経験者の場合は、前職で培ったスキルをどのように看護師として活かせるかをアピールしましょう。
例文:復職を目指す看護師向け自己PR
「子育てを通じて、柔軟な対応力や時間管理能力を身につけました。復職後はこれらの経験を活かし、患者さんの立場に立ったきめ細やかな看護を行っていきたいと考えています。」
ブランクを前向きに捉え、その期間で得たスキルや経験を具体的に伝えることがポイントです。
自己PR例の紹介
経験・スキルをアピールする自己PR
前職では皮膚科中心の病棟に勤務しておりました。特にご高齢の患者様が多かったため、介護が必要な方々への対応が得意です。自宅で介護を受けながら生活されている要介護高齢者の方々が少しでも快適に生活できるように、治療について深く学び、習得してきました。長期療養が必要な患者様、そしてご家族の力になり、支援していきたいと思っています。
仕事に対する姿勢・性格をアピールする自己PR①
病院で8年間務めたのち、特別養護老人ホームに勤めています。どちらの職場でも夜勤があり、不規則なシフト制で勤務していますが、体調不良などで休んだことは一度もありません。また現職では介助業務を手伝うなどの力仕事も多くありますが、身体を動かすことを楽しみながら、継続してきました。持ち前の体力、さらに忍耐強さを活かして業務を覚え、一刻も早く戦力となれるように頑張りたいと考えています。
仕事に対する姿勢・性格をアピールする自己PR②
私は「失敗は成功の種」をモットーに、何事にも前向きに取り組むことができます。たとえば実習などで失敗したときには、失敗の原因と今後の対処法をノートに記入するようにして、失敗したことを得意なことに変えられるようにしていました。入職後も、失敗を恐れず、仕事に取り組みたいと考えております。
仕事に対する姿勢・性格をアピールする自己PR③
私は人をまとめる提案力があります。私が所属するダンス部は練習時間が少なかったので、私は授業の合間の休憩時間にも練習ができるように提案し、発表会のための準備をしました。すると、短時間でも効率よく練習ができるようになったのです。仕事においても、多くの人と協力できるように、自分の能力を活かしたいです。
(応用編)自己PR例の紹介
ここからは、面接のときに「自己PRをお願いします」以外の質問がきたときの例文を記載します。自己PRの一環として、自己理解で見つけた「自分の価値観」「自分の強み」を上手く活用して回答しましょう。
面接後は、面接中に投げかけられた質問と回答を記録しておくことをお勧めします。次回、同じ質問がきたときに向けて対策をしておくと、どんどん面接が上達します。
なぜ看護師を志したのですか? に対する自己PR例①
部活の副部長を経験したことで、「縁の下の力持ち」の立場にやりがいを感じるようになりました。そこから、患者さんの健康を陰ながら支える看護師の興味をもち、看護師を志しました。実際に働く場合には、患者さんの心の状態も十分理解して、回復のためのサポートをしたいと考えております。
なぜ看護師を志したのですか? に対する自己PR例②
私の母は看護師で、いつも「患者さんが回復するのがとてもうれしい」と言っていました。そのため、患者さんを支えることに大きな喜びを感じられる職業であると感じ、看護師を志しました。私は何事にもじっくりと取り組めますので、患者さんの回復を焦らず見守り、心身を支える存在になりたいと思っています。
どのような看護師になりたいですか? に対する自己PR例①
子どもたちを支えられる、知識と技術を身につけた看護師になりたいと考えております。小児病棟に実習に行ったとき、病と必死に闘う子どもたちを見て、その症状を少しでもやわらげ、保護者のよき相談相手になりたいと感じました。将来は小児看護の専門看護師を目指そうと考えており、少しずつ勉強を始めています。
どのような看護師になりたいですか? に対する自己PR例②
日々学び続ける姿勢を大事にしながら、人間としても成長し続ける看護師になりたいと思っております。看護師は患者さんを支えながらも、患者さんからたくさんのことを学ぶことができます。貴院の理念である「医療と人間の成長の両立」のように、看護師の仕事とともに人間的成長の両方を達成していきたいです。
あなたの看護観を教えてください に対する自己PR例①
患者さんはそれぞれ、異なった不安や悩みを抱えていらっしゃいます。また1人ひとり、さまざまな人生を歩んでこられています。こちらが必要と思うケアでも、患者さんに合わせて「する必要があるかどうか」と考えるなど、個人に合わせる看護こそが大切だと思っております。そのためには、まず患者さんの話にしっかり耳を傾けたいと思います。
あなたの看護観を教えてください に対する自己PR例②
患者さんご本人はもちろん、患者さんの家族にまで目配りと気配りを欠かさないことです。患者さんは自分を支える家族に対し、感謝だけでなく申し訳なさも抱えているかもしれません。そのため、患者さんだけでなくご家族のお話もよく聞き、悩みの相談に応じて不安や心配をなくすようにサポートしていきたいです。
学生時代に打ち込んだことは?〜学内での活動の場合 に対する自己PR例①
看護学校では、バスケットサークルの部長をしていました。初心者の部員が多く、なかなか上達しない人も多かったのですが、1人ひとりに合ったアドバイスを心がけることで、みんなが上達しました。この経験から、適したサポートの方法は個人によって異なるので、相手に合わせたサポートをする大切さを学びました。
学生時代に打ち込んだことは?〜学内での活動の場合 に対する自己PR例②
国家試験の勉強グループをつくったことです。結成して数週間で参加メンバーが減ってしまったので、メンバーに話を聞くと、「勉強するだけではつまらない」と訴えていました。そこで、自分で考えた予想問題を出し合うようにしたところ、みんなが楽しんで参加するようになり、いまでは30人近いグループになっています。
学生時代に打ち込んだことは?〜学外での活動の場合 に対する自己PR例①
コーヒーショップでのアルバイトです。リーダーである私がみんなへの指示を間違えると、クレームにつながることが多かったので、事前に計画を立てて指示を出すようにしました。すると、みんながスムーズに働けるうえに、お客さんからも「みんながニコニコと働いていていいね」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。
学生時代に打ち込んだことは?〜学外での活動の場合 に対する自己PR例②
高齢者介護のボランティアです。共通の話題を見つけようと、昔の歌や映画・ドラマなどを覚えたら、多くの高齢者と話せるようになりました。ある女性には「あなたのおかげで、若い頃に戻れた気がした」と言われて、とても嬉しかったです。看護師としても、高齢者の心身を支える存在になりたいと思っています。
学生時代の思い出は何ですか? に対する自己PR例①
看護学校の文化祭で英語劇のリーダーを担当し、メンバーをまとめる大変さを感じました。練習への参加者が増えなかったので、練習計画表をつくり、こまめにメールで告知をするようにしたら、多くのメンバーが練習に参加してくれるようになりました。この経験から、事前に計画を作ったうえで行動する姿勢が身につきました。
学生時代の思い出は何ですか? に対する自己PR例②
アルバイト先のファストフード店の周りにゴミが散らばっていたことがありました。近所の人から注意されたため、すぐに私は毎日2回は近所を掃除することを店長に提案し、実施しました。掃除をしていると近所の方と話すことも増え、「ありがとう」といった言葉もいただけるようになりました。何事も自分たちだけでなく、周りへの目配り・気配りが必要だと感じています。
あなたの長所と短所を教えてください に対する自己PR例①
長所はチャレンジ精神が旺盛なところです。長年取り組んできたテニスでも、どんな相手にも最大限の力をもってぶつかっていけます。短所は、突っ走ってしまうところで、チャレンジ精神が旺盛すぎて、周りの人に合わせることを忘れてしまいます。そのため、行動の前には周りの人の意見を聞くように心がけています。
あなたの長所と短所を教えてください に対する自己PR例②
長所は協調性があるところで、短所は行動を起こすのが遅いところです。私は大家族で育ったこともあり、みんなの意見を合わせることが得意です。しかし、行動するときに「本当にみんなが賛成なのか」と躊躇してしまうことがあります。そこで、みんなの意見を7割は聞けていると感じたら、行動に移すように心がけています。
アルバイトの経験を教えてください に対する自己PR例①
レストランでアルバイトをしています。そこでは、「言葉にならないお客さんの要求を読み取る」ことを学んでいます。たとえば、料理を出すタイミングなど、お客さんの雰囲気を読み取りながら接客しています。この経験を活かし、患者さんの言葉にならない要求を読み取れる看護師になりたいと思っています。
アルバイトの経験を教えてください に対する自己PR例②
将来的に看護の仕事に活かせると思い、高齢者施設でアルバイトをしています。高齢者施設に入居されている利用者の家族と話す機会がありますが、さまざまな事情で施設に入居されていることがわかり、大変勉強になっています。これからの超高齢社会で必要な家族ケアも考えることができました。
あなたの趣味は何ですか? に対する自己PR例①
趣味は読書です。特に、自分が体験できない世界を知ることができるノンフィクションが好きです。金融機関の不祥事に関する書籍ではわからない用語が多く、辞書やインターネットで調べつつ読んだところ、多くの知識を得ることができました。このように、知識や見識を広げられるのが、読書のすばらしさだと思っています。
あなたの趣味は何ですか? に対する自己PR例②
趣味は登山です。おもに近場の2000m級の山を、月1回のペースで登っています。登っている間は息が苦しく、足も辛くなるのですが、頂上に着いたときの解放感や美しい景色は感動します。また、登山は自分の足で登り、下山しなければならないという自己責任が伴います。その厳しさを学び、多くの人の命を預かる看護師として働きたいです。
あなたの夢は何ですか? に対する自己PR例①
救急看護師になるのが私の夢です。以前、ある災害で多くの命を救った看護師たちのルポを読み、私も災害の現場で1人でも多くの命を救う存在になりたいと決意しました。看護師としてはまだまだ未熟な私ですが、いずれは救急医療に関係する認定看護師になりたいと考えており、まずは国家試験に向けて学習しています。
あなたの夢は何ですか? に対する自己PR例②
仕事とプライベートを両立させたいです。結婚や出産・育児を経験することは、子どもやその保護者の気持ちを理解する気持ちを育み、看護の幅も広がると思うからです。また、育児をしながらでも働けることを社会示すことで、女性が子育てをしながら活躍できる社会づくりに貢献したいです。
友人の中でのあなたの立ち位置を教えてください に対する自己PR例①
みんなを引っ張るリーダー的な役割を果たすことが多いです。友人たちと被災地のボランティアに参加したときも、私が先頭に立って役割分担をして、時間内でやるべきことを終えられるように調整しました。しかし、私だけの意見を通すのではなく、みんなの力が活かせるように、個人の意見を尊重することを心がけています。
友人の中でのあなたの立ち位置を教えてください に対する自己PR例②
私は主に、計画や準備について考える立場になることが多いです。サークルでイベントをするときも、短時間で効率よく準備ができる方法を提案した理、みんなの準備作業がしやすいように作業計画表をつくったりしました。友人たちからは「ひとつの作業が終わっても、次に何をすべきか迷わずに済んだ」と言ってもらえました。
あなたは周りからどのような人だと思われていますか? に対する自己PR例①
友人たちからは「何事にも本気で取り組むタイプ」と言われています。私は毎日授業は熱心に取り組んでいきますし、学校のイベントやサークル活動には欠かさず参加しています。また、友人の悩みもじっくり聞くようにしているので、そのような日常の行動を友人に評価してもらえているのだと思います。
あなたは周りからどのような人だと思われていますか? に対する自己PR例②
周りからは「まじめ」と言われることが多いです。授業の予習・復習を欠かさないことや、レポート提出の期限を守ることから、その評価につながったのだと思います。ただし、「融通が利かない」と言われることもあるので、自分が正しいと思うことでも、相手の意見をふまえて発言・行動をするようにしています。
これまでに体験した失敗を教えてください に対する自己PR例①
サークルのイベントに参加者が来なかったことです。周りの話を聞いたところ、「成果をただ展示しているだけで、楽しくなさそうだった」といった声が多く、とてもショックでした。この経験から、「誰にどんなことを伝えるのか」という目的意識をもち、その達成のためには、周りの意見を聞くことが大切だと実感しました。
これまでに体験した失敗を教えてください に対する自己PR例②
アルバイト先の上司から「品物を売る気が見えない」と言われたことです。それは、私が商品知識がないままで接客していたからでした。それ以降、私は商品知識を学んだり、実際に商品を使って使い心地をチェックするようにしました。「知識や体験がなければ仕事はできない」ということを、この経験で学びました。
友人と意見がぶつかったらあなたはどうしますか? に対する自己PR例①
第三者の意見を取り入れるようにしています。以前、テニスサークルで練習メニューについて意見が対立したので、他のサークルの練習メニューを基準にして話し合ったところ、お互いに歩み寄ることができました。もし職場でも意見の対立があったら、客観的な意見を取り入れ、冷静に議論をするようにしたいと思います。
友人と意見がぶつかったらあなたはどうしますか? に対する自己PR例②
対立側の話をしっかり聞こうと思います。先日、実習の取り組み方で議論になったとき、私はまず相手の話を聞くようにしました。そして、相手に歩み寄る形でこちらの意見を言ったところ、相手が理解を示してくれました。「自分の意見も相手の意見も正しい」と思える状況をつくることが、対立解消には大切だと思います。
困ったときに相談できる人はいますか? に対する自己PR例①
高校時代の友人には、これまでもさまざまな悩みを相談したり、助言を求めたりしてきました。彼女からは、ときには厳しい言葉を向けられることがありますが、それは私の悩みに真摯に向き合ってくれているからこそだと思っています。看護師となった後も、友人の力を借りて、悩みや心配ごとを解消していくと思います。
困ったときに相談できる人はいますか? に対する自己PR例②
困ったことがあったときには、いつも母に相談しています。看護師になって、仕事において悩みを抱えた場合も母に相談すると思いますが、たとえ家族だとしても、患者さんのプライバシーに関わることは話さないようにします。また、もし母が悩みを抱えていたら、私が相談に乗るようにしたいです。
まとめ
看護師の転職において、自己PRは必ず聞かれます。経験やスキル、しっかりとした準備をすることで、自信を持って転職活動に臨めるので、一度時間をとって整理してみてください!
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